台湾版プデュ”原子少年”がなんとなく人に勧めにくい理由
※少し加筆修正しました。
まあもう終盤も終盤なんで今更なんだけどね…
しかもすっかりハマってるのにネガティブ記事てどういうこと?
台湾版プデュ、アイドルサバイバル番組”原子少年AtomBoys”
ざっくり説明すると80人の男の子たちが8チームに分かれてデビューを競う番組。
老師(先生)はElla陳嘉樺、周湯豪、坤達、田一德とC-popや台湾エンタメかじってる方なら名前は知ってるぞ、となるような錚々たるメンバー。
各チームは太陽系の惑星の名前を取って、水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星の8チームに分けられて淘汰されると冥王星行きになると。
コンセプトがすごくおもしろい。
で、その原子少年が日本で流行っているかどうかと言うと、
全っ然話題になってないです。
サバイバル番組はここ数年人気だし、
中国の創造営なんかも結構話題になってた(と個人的には思う)から、
これを機に台湾エンタメにもスポットが当たるか?!と期待してたけど残念ながらそんなことはなく…。
Twitterを見ても日本人で原子少年を見ているアカウントは両手で足りるくらい。
リアルはおろかネットでもコミュ障な私は日本人ファンに話しかけられず感想を言うだけのbot状態。
本当はもっと「林佳辰やっぱ妖精よね」とか「小孩本当に表現力高いよね」とかキャッキャしたい…。
もっとファンを増やしたい!!!
…で、ここでタイトルに戻るんだけど、この番組正直人に勧めづらいんだよね。
なぜか。理由を考えてみた。
①日本人参加者がいない。
まずはこれ。え、いないよね…いないはず。
やっぱり自分と同じ日本人が異国の地で頑張っている様子を見ると応援したくなるし、番組を見るとっかかりにもなる。
日本で人気のサバイバル番組って大体日本人の参加者いたよね。
(ところで天王星の林川祐くん、林川って名字かと思ってしばらく日本人と思い込んでました笑顔だちも若干日本人ぽさあるよね?)
②リアルタイム視聴が何とも言えない時間
日本でリアタイするとなると日曜の23時から。
これが30分~1時間くらいならまだ頑張れるけど1時間半~2時間弱もある。
平日に仕事がある人にはかなりきつい。
じゃあ追っかけで見れるかというとすぐアーカイブはされなくて、
フルで見るには次の土曜日まで待たなきゃいけない。
(日曜23時に放送するチャンネルと土曜に放送するチャンネルが違うので、
いろいろと権利関係とかあるのかも…)
せめてもう1~2時間ほど早く放送してくれればTwitterでも実況で盛り上がったんじゃないかな…。
※2023年現在、Twitterで有志によるプレイバック原子少年と題して振り返り再生がされてます。(もう最終回だけど…)
③”原來的少年”の歌詞がちょっとマズい
こちら番組のメインテーマ曲”原來的少年”
さわやかでキラキラしていて割と耳に残る曲。
海外ファンも取り込もうと思ったのか英語、日本語、韓国語の公式字幕がついている。
で、問題はラップの部分。
Mission
不怕弓折刀盡的競爭
這太陽系失去平衡
We don’t kill your vibe 八十枚原子彈衝擊你們靈魂
Define a style
Erect the style
依舊不得其解
接著火力全開
新世代的引擎
準備要點燃這個季節
(こちらのサイトから引用しました)
原子彈…漢字見てなんとなくわかるでしょう。しっかり日本語訳されてます。
まだ番組が始まる前、この動画だけアップされてて、
しかも日本語訳ついてる!嬉しい~ってなりながら見た時の私の気持ちよ。
もし誰かにサバイバル番組を進めるとしたらまあまず主題曲からお勧めするのが定石。
でもこの曲は勧めづらい。もしくは日本語訳は絶対に見るなって言うしかない。
敏感になりすぎかな。
韓国の某超有名アイドルグループだって”あれ”が書かれてるTシャツを着てて大炎上したじゃないですか。
日本語訳が設定されているのを見るに日本人ファンも取り込もうと思ってたのかもしれないけど、
だとしたらちょっと詰めが甘いなあと思ったりした。
本気で海外展開するつもりはなかったと思うけどね。
…まあ毎話見てるやつに言われても全然説得力ないんだけど!!
ハマっていく一方で後ろめたさを感じるのが本当に嫌で書かずにはいられなかった。
参加してる少年諸君は悪くないんだ…!
本当にいいパフォーマンスをしているんだよ畜生!
後味悪いんで口直しに推しチームの動画置いときますね。
やっぱりそれでもファンは増えてほしい。
主題歌以外、見てください。
良い番組です。
かなりの人数がデビューするのでメンタル的に辛くないですよ。
結末を知っている未来の人より。
金曲獎の授賞式が今日あるみたいですね
まだブログ始めたばかりだしアーティスト紹介ブログにしようかと思ってたけどタイムリーだと思ったので。
うっすらやることは知ってたんですがよくよく調べてみたら今日授賞式だったんですね。
色んなジャンルの賞があるんですね。
華語と台語で賞が分かれているのも独特で面白い。
華語は少し勉強しているので聞き取れるんですが台語はさっぱりなんですよね。
台湾好きとしていつか勉強しなきゃなと思っている言語です。
この後のブログでも書こうと思っているんですが、
台湾で現在行われているアイドルオーディション”原子少年atomboys"でも
台語でラップをする子がいたりするんですよね。
C-popと一口に言っても奥が深い。
話を戻して。
金曲奨のノミネートを見ていて個人的に気になっているのはこの辺り。
玻璃心《鬼才做音樂》/亞洲通文創有限公司﹙演唱者:黃明志、陳芳語﹚
歌詞が意味深で色んな意味で話題になった黃明志(Namewee)と陳芳語(Kimberley)の曲。
日本のワイドショーでも取り上げられたらしいです。
曲調はかなりポップで可愛らしいです。”日本”では普通に聞けますのでぜひ。
如果可以《如果可以》/台灣索尼音樂娛樂股份有限公司﹙演唱者:韋禮安﹚
こちらは私が毎週聞いている台湾のラジオ(中国廣播公司)で何度か流れたことがあって好きになった曲。
映画”月老”の主題歌だったそうです。
すごいのがご本人が歌った日本語版、韓国語版があること。
日本語版を聞きましたが発音がすごくきれいで違和感がほとんどありません。
クオリティがすごいです。
ほかにも盧廣仲、動力火車、許光漢…などなど名だたるアーティストがノミネートされています。
youtubeでも中継やるっぽいです。
リンクは飛べると思います…
飛べなかったら”GMA 金曲獎頒獎典禮暨國際音樂節”で調べてもらうと出ます。
お時間ある方はぜひ。
日本時間17:50~